福山の夫婦イチョウ (ふくやまのふうふいちょう) は、霧島市福山町の神社「宮浦宮(みやうらぐう)」に立つ、樹齢千年以上ともいわれる2本の大きなイチョウです。
案内板などには、「福山のイチョウ」「夫婦イチョウ」「夫婦銀杏」などと書いてあることがあります。
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基本情報
名称 | ふくやまのいちょう (ふうふいちょう、ふくやまのふうふいちょう) 福山のイチョウ (夫婦イチョウ) |
---|---|
住所 | 鹿児島県霧島市福山町福山2437 |
営業時間 | なし |
休日 | なし |
駐車場 | 有り (無料) |
利用料金 | なし |




概要
- 神武天皇ご東征前の仮の宮であったことを記念して植えられたと伝えられている [1]。
- 神武天皇が旅立たれた際、お手植えになったものに後世植え継いだとされる [2]。
- 右の木は、樹高約38 m、樹周約7.55 m、左の木は、樹高約38.6 m、樹周約7.6 m [1]。(※ 左右は海側から見た向き)
- 樹齢は、ともに千年以上という説と600年程度という説がある [1]。
- 右の木には、寛政3年 (1791年) の大火による傷痕があり、左の木には、明治10年 (1877年) の西南戦争で官軍から受けた砲弾の痕が見られる [1]。
- 県指定文化財 (天然記念物) (昭和39年(1964年)6月5日指定)。
おすすめ
イチョウ全体が黄色く色づく紅葉の時期がおすすめです。
紅葉したイチョウの葉が落ちると、黄色い絨毯(じゅうたん)になります。
紅葉の時期
霧島市の中でも福山町は暖かいので、紅葉は遅い時期になります。12月上旬頃が大体の紅葉の時期です。
過去の紅葉時期
2021年 | 12月10日 : 見頃。きれいに紅葉し、葉も落ち始めていて、黄色い絨毯も見れました。 |
2020年 | 12月12日 : 見頃。紅葉し、全体が黄色くなっていました。落ちている葉は少なく、黄色い絨毯は見れませんでした。 12月1日 : 紅葉は始まっておらず、葉は緑色でした。 |
駐車場
宮浦宮の上の方に駐車場があります。無料です。
駐車場の奥の細い坂道を下ると、宮浦宮の境内に入れます。
駐車場は、国道220号線から宮浦宮の横の道路に入って少し上がると、宮浦宮側に入る細い道があるので、その細い道の奥にあります。駐車場への細い道は、少し分かりにくいので、よく見ておいた方がいいです。
宮浦宮の敷地内は、イチョウの根の保護のため、駐車することはできません。宮浦宮の方に下る細い道がありますが、駐車はできません (2020年、宮浦宮を管理されている方に聞きました)。

地図
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近くの観光スポット
※ 夫婦イチョウの紅葉の時期は、ダイヤモンド桜島が見られる時期と同じ頃です。ダイヤモンド桜島も、おすすめです。
参考文献
- [1] 霧島市教育委員会設置 (平成21年3月) 現地の案内板「福山のイチョウ」
- [2] 鹿児島神社庁. “宮浦宮”. https://www.kagojinjacho.or.jp/shrine-search/area-airaisa/霧島市/1247/, (2022年6月13日アクセス)