こがの杜 (こがのもり) は、古い書物に名所として紹介されている場所です。歌枕(うたまくら)になっている地でもあり、現地の案内板には「日本最南端歌枕の地」とあります [1]。
時代や書物によって、風の森、古賀の杜、古歌の森、久我の森、木嵐の森、木之杜とも呼ばれていました [1]。
現在は、クスノキが1本立っており、ベンチや案内板、石碑があり、公園のように整備されいます。
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基本情報
名称 | こがのもり こがの杜 |
---|---|
住所 | 鹿児島県霧島市国分姫城字木ヶ森106番4 |
営業時間 | なし |
休日 | なし |
駐車場 | 有り (無料) |
利用料金 | なし |
概要
- 江戸時代 (1678年) に書かれた「名所方角抄 (めいしょほうがくしょう)」には気色の杜とあわせて大隅国の名所として紹介されている [1]。
- 江戸時代後期に書かれた「薩隅日地理纂考 (さつぐうにちちりさんこう)」や「三国名勝図会 (さんごくめいしょうえず)」 には、「国府郷(こくふごう)気色の杜(けしきのもり)の北十町 (約1 km) の水田の中に楠(くすのき)の大樹があり、その根回りは八丈二尺 (約25 m) もある」と記されている [1]。
駐車場
小さな駐車場が整備されています。無料です。
地図
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コメント
一般に観光スポットにはならないでしょうが、歴史好きの方は一見の価値があるかもしれません。
参考文献
- [1] 霧島市教育委員会設置 (平成26年1月) 現地の案内板「こがの杜」