とっかさは、餅にさつまいもを練り込んだ鹿児島の郷土菓子です。あんこやきな粉をかけて食べます。
「とっかさ」「ねったぼ」「 からいもねったぼ」 「いもんだご」などと呼ばれることもあります。さまざまな呼び方がありますが、概ね(おおむね)、同じものです。
昔から家庭で作られているお菓子ですので、家庭によって、もち米やさつまいもの配合、食べ方は違っています。
物産館やスーパーマーケットで売られていることがありますが、日持ちするものではないので、いつでも置いてある訳ではありません。特に、正月前 (年末) は、需要が高まるので、置いてあることが多くあります。
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筆者の家では、以前は、年末に行う正月用の餅つきの際、普通の餅とは別に、蒸(ふ)かしたさつまいもをついた餅に入れて、さらに、餅とさつまいもが完全に混ざるまでよくついて、平たく適当な大きさにまとめ、あんこをかけて、食べていました。