豚骨 (とんこつ) は、骨付きの豚肉 (あばら肉) と大根、ニンジンなどの野菜、こんにゃくなどを味噌や黒砂糖、焼酎で煮た鹿児島の郷土料理、家庭料理です。
西郷隆盛も好物であったといわれています [1]。
スポンサーリンク
歴史
かごしまブランド推進本部のウェブサイトには、次のようにあります。
薩摩兵児(さつまへこ) (わか者たち) や健児の舎(こんでいのしゃ) (明治以前からの青少年修練場(しゅうれんじょう)) の祝い行事などに、男手でなされる料理で、焼酎(しょうちゅう)を飲みながら車座(くるまざ)でなべを囲み、取り分けながら食べる野外料理である。
かごしまブランド推進本部. “豚骨<豚の骨付き肉のみそ煮込>”. https://www.kagoshima-shoku.com/kyoudo/753, (2023年1月23日アクセス)
農林水産省のウェブサイトには、次のようにあります。
鹿児島県といえば、黒豚が有名であるが、これは薩摩藩18代当主、島津家久によって琉球から鹿児島県に移入された豚がルーツである。
農林水産省. “豚骨 鹿児島県”. https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/tonkotsu_kagoshima.html, (2023年1月21日アクセス)
※ 島津家久 : 1547年生~1587年没
参考文献
[1] 農林水産省. “豚骨 鹿児島県”. https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/tonkotsu_kagoshima.html, (2023年1月21日アクセス)